出口=次の可能性


いつもお世話になります。


学習塾FLAPSの杉山です。


実はわたくし、そろそろ引っ越しをしようと考えておりまして、最近色々な不動産に出入りしていたのですが、


先日、営業さんと話をしていて、フと感じたことを今日お伝えできればなと思います。


何かの会話の中で、

営業さん「塾の先生なんですね!?高校の時とか私は数学とかさっぱりで~・・・」

のような話をされました。


もちろん営業トークだとは思いますが、

もちろん会話を盛り上げようと僕に合わせたお話をしてくれたのでしょうが、


うーーーん・・・


あるギャップを感じてしまったのです。


いやいや、自信が全然無かったウチのアノ教え子、、、

頑張って出来るようになったんだけどなー


と脳裏をよぎり、すぐに違う話に変えさせて頂きました。



今、教え子達の目の前で繰り広げられる日々の経験が

何年か後にする会話にも影響しているのだと改めて感じました。



その営業さんと話していた時に、私の脳裏をよぎったアノ教え子。

文系進学に道を決め、受験科目の関係で数学にピリオドを打ったのは数か月前でした。


先日、半分冗談で

「どうや?最近数学が恋しいんやないの?」


と聞くと、

思っていたより3倍くらいの勢いで、


「実は、やりたいんです!!」


と返事をされたエピソードを思い出しました。



数学が好き好き大好きというタイプの生徒ではありませんでした。
 

が、やりたいと懐かしめたこと。


それは出口が良かったからだろうなと思います。
※過去ブログ「有終の美」

紆余曲折ありましたが、

おそらく数学は彼女にとって

「やればできるもの」


となったのでしょう。

それは苦手と向き合った結果、手に入れた成長があったからです。


別にsinθ cosθをやりたい訳ではないのでしょう。

でも懐かしくて恋しいのは、
「できるようになる」成長が実に心地良いものだったからです。

教科を超えて生徒さんが真に欲しているものなのだからです。



おそらく数年後、彼女は

「数学できなくてー・・・」とは言わないでしょう。

もちろん会話の流れで言うのも自由ですが。


大人であろうが、子どもであろうが、顔を見れば大体分かります。

変な後ろめたさもなく、

肩に力をいれる訳でも無く、


「私は努力でできるようになる」


と素直に思えるマインドで自分をどんどん好きになって欲しいです。

そして社会に飛び出て欲しいと思います。

たかが数学。されど数学。

たかが古典。されど古典。

たかが英語。されど英語。


いろいろ学んでいる事がありますが、


将来、直接使うかどうかなんて誰にも分かりません。

もしかしたら使わないかもしれない。


が、将来必要なのは

「私、いけるかも。やってみよう!」と思えること。



さあ、一番大人に近いあなた。

そう、受験生諸君



センター試験まであと7か月


時間は刻々と迫ってきています。


3週後の期末考査も大事。
受験勉強も大事。
引退のかかった最後の部活の追い込みも大事。


ちゃんと向き合うから、あなたが成長する。


魅せてくれ。

数年後にでるセリフは、もう今から創られているぞ。










※緊急告知※



6月25日(木)は、期末考査直前のため、

自 習 室 開 放
14:00 ~ 22:00

いたします。

講師が待機しておりますので、奮ってご利用ください。



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