【勉強方法】記憶力の鍛え方~脳を味方につけよう!~

今回のブログでは、「記憶力の鍛え方~脳を味方につけよう!~」をお伝えします。
暗記と聞くと、「苦手だなぁ…」と思う人も少なくないと思います。
ただ、勉強に関しては暗記は避けて通れません。
記憶は脳によってなされていますが、脳を効率的に使うことで記憶力がアップすると言われているのです。

★★★ このブログのポイント ★★★


>>記憶力アップには「ポジティブな声がけ」が重要!<<

① 記憶は、脳の中の「海馬」という部分が関わっている
② 海馬は、快楽物質ドーパミンによってより活性化する

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

こんにちは、学習塾FLAPS高校指導部の田所です。
気が付けば6月も終わりに近づき、いよいよ2018年も半年が過ぎようとしていますね。
1年の計は元旦にあり!とはよく言うことで、
今年の初めに目標を立てた人は、見返してみてもいいかもしれませんね。
(かくいう私は・・・。それはまたお伝えします。笑)

話は変わりますが、みなさん、
人間の脳みそはいつも何割くらい動いているか知っていますか?
考える人のイラスト
(これは「考える人」ですね。)

なんと、人間の脳みそは2割ほどしか動いていないそうです。(所説あります。)
その全部が動いてしまうと、人間は死んでしまうとか、そうでないとか…。
つまり、それだけ人間の脳には可能性が詰まっている、ということですね。

なぜ私が「脳」のお話をしているのか。
個人的なお話でお恥ずかしいのですが、最近、脳の働きに非常に興味があります。
勉強に欠かせないのは「脳」です。
「脳の働きと成績向上にはどんな関係があるんだろう…」
そんな疑問を抱いていました。

そこで、FLAPS淵野辺校の大内山先生がおすすめしてくれた
『<勝負脳>の鍛え方』(著・林成之、講談社現代新書)
という本を読むことにしたのです。
(ちなみに、大内山先生は非常に勉強家で、成績アップにも定評がある素晴らしい講師です!)

この林成之氏は、脳外科医としてご活躍されている方です。
林氏がおっしゃるには人の「意識」「心」「記憶」は連動しているのだそうです。

これだけ言われても、「どういうこと?」と思われますよね。(私も最初は「え??」と思いました。)


>ポイント①< 「海馬」が記憶担当。海馬はドーパミン大好き!

さて、問題です。
人の記憶を司る脳の部位といえばなんでしょうか?





そう、海馬ですね。

実はこの海馬、人のやる気や快感を司る「ドーパミン」を多く使うらしいのです。

つまり、
人が「快感」を感じてドーパミンをたくさん出せば、
その分海馬が活性化して、記憶につながる
ということです。


>ポイント②< ドーパミンは快楽物質。「楽しい」「嬉しい」がカギ

林氏は同書の中でこのように述べています。

「記憶は、人間の脳が持っているさまざまな知能の根本となるものです。人間は記憶をもとにものを考え、判断し、表現しています。その記憶が心と連動しているということは、とりもなおさず、人間の知能が心と連動しているということになります。いうなれば、『頭がいい』人になれるかどうかにも、心が大きく関係してくるのです。」(林、2006、p.26)

よく「ネガティブな言葉は使っちゃいけない!」とか「言霊があるから、言葉には気をつけなさい!」とか言いますよね。
FLAPSの理念でも、5つの根として「ポジティブ力」を掲げています。


確かに、「疲れた」「どうせできない」といったネガティブな言葉よりも、「頑張ろう!」「きっとできる!」といったポジティブな言葉の方が、聞いていて前向きな気分になりますよね。
林氏の言葉を借りれば、ポジティブな感情による効果は、ただただ「前向きに感じるよね☆」という気分の話ではなく、脳科学的に言われていることなんです。


つまり、勉強中に「つまんない」「めんどくさい」「無理」といったネガティブな言葉に取り憑かれると、脳の能力が減少してしまうんですね…!(おそろしい!)

脳の能力が減少=本来かかる時間以上にかかってしまう=もっと大変になる…

なんだか、げんなりするスパイラルですね。笑

勉強は「やった時間」以上に「できるようになったかどうか」が大切です。
同じ内容でも1時間でできるようになるのと30分でできるようになるのとでは、どちらがいいですか?(私は当然、後者です!笑)

どうせなら、効率を上げて、短時間で終わらせたほうがいいですよね。

そのための第一歩目は
「ポジティブな言葉をかけよう!」
ということです。


これからいよいよ期末試験の勉強が本格化してくる時期だと思います。
高校生のみなさん、ぜひ勉強する前に
「よーし、やってやるぞ!」
というポジティブ言葉を出してみてくださいね☆

まだまだ<勝負脳>の鍛え方、みなさんにお伝えしていきます!

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FLAPS 高校指導部
TEL:042-785-4178
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★講師紹介:田所侑依(タドコロユイ)のプロフィール★
「なりたい大人」になる手助けをする、英・国講師
第1志望高校に合格するも、高校最初の中間テストでクラス・ビリ2位を記録。その後、茶髪にピアスという「高校生デビュー」を果たす。「このままではだめかも・・・」と気づき、高2の秋、大学受験勉強を始める。偏差値を42から69に上げ、早稲田大学教育学部英語英文学科に現役合格。今までに出会った自分の恩師である「塾の先生」を志す。大学1年生から塾講師を始め、それまで「英語嫌い」の平均点以下だった子どもたちを80点以上・クラストップに押し上げ、「英語が得意!」に変えていく。持前の包容力と面倒見の良さで、子ども達からの信頼を得ている。使命は「子どもがなりたい大人になるために頑張れる」ようにすること。 

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