次回期末考査がもたらす効果
先日、六本木で開かれていた「単位展」に行ってまいりました。
そう、1m=100cm・・・的な、アレです。
今まで身近にあったものを新しい視点で見てみる・・・。
たまらなくわくわくしました!
「文系じゃなかったっけ?」
と誘った友人には聞かれましたが、
今となっては、そんな「ラベル」は関係ありません。
(昔であれば、名前を聞いただけで遠慮していたかもしれませんが・・・。)
新しいものに触れるわくわく感。
新しいものを知ったあとの新しい自分。
やっぱり、行ってみてよかったです!
前置きが長くなりました。
こんにちは、学習塾FLAPS高校指導部の田所です。
さて、気が付けば6月に突入しましたね。
多くの高校では、中間考査も無事に終わり、
(2学期制の学校はこれからが勝負ですが・・・)
いよいよ、全科目の結果が出そろう頃です。
「やったーーーー!」
という気持ち。
「うーーーーん・・・。」
という気持ち。
どちらも大切です。
が!
大切なのは、
(ありきたりではありますが)
目の前の「結果」とその「気持ち」を
どう「未来」に活かしていくか、です。
この1学期の成績は、
今の学年でのあなたの立ち位置を決めます。
例えば、ここに、AくんとBくんがいたとしましょう。
彼らは、小・中・高と同じ学校の、仲の良い幼馴染です。
Aくんは、小さいころから続けているスポーツを高校でも続けています。
毎日毎日、部活漬け。
そんな中でも、勉強にも精を出し、
1学期中間考査では80点を取りました。
「よーしやってやるぞ!」と気合を入れたAくん。
1学期期末考査でも80点を取りました。
【Aくんの結果 80点→80点→・・・】
を見て、Aくんはどう思うでしょう?
「俺、結構できるじゃん!」
なんて、思うのではないでしょうか。
さて、一方のBくん。
高校に入ってから新しい友達もでき、広がっていく世界。
放課後は、校内外を問わず友人と出かけたり、アルバイトをしたり・・・。
今までとは違った生活。楽しい毎日。
そんな中で、臨んだ1学期中間考査。
「うーん、50点かぁ。」
平均点くらいの、なんだか素直に喜べない点数。
「もっとできたかもしれないけど・・・」
そんな思いをもちつつ、でも、どうしてよいかもわからずに、
気が付けば1か月後の1学期期末試験がやってきました。
「今回、なんかできた気がしない・・・。」
ぴらり、と答案用紙を開いてみると・・・
「40点・・・。」
さて、この時のBくんは、どんな気持ちでしょう。
「高校って難しいし、俺はこのくらいかなぁ。」
と、思ってしまうのではないでしょうか。
はい、仲良しAくん・Bくんのこの感情が
「ラベリング」
です。
人には、「一貫性の法則」というものがあります。
この「一貫性の法則」とは、
「一度決めたことをやり通そうとする法則」
のことをいうのですが、それは、
自分を「こういう人間だ」と決めつけてしまうと、
なかなかそこから変わりにくくなってしまう性質
とも言えます。
よく、「二度あることは三度ある。」と言いますが、
人は、たった1回では良い結果だろうと悪い結果だろうと、
「偶然かも」と思えるものです。
しかし、同じような結果が「2回」続いてしまうと、
それが良い意味であっても、悪い意味であっても、
「これは、偶然ではなく、必然だ」と捉えてしまうものなのです。
つまり・・・
一貫性「自分がどんな人間であるか」というラベル決めは
「2回目」こそが勝負。
この法則の効果を少しイメージしていただくために、
先ほどのAくん・Bくんに再度登場してもらいましょう。
例えば、どちらも2学期中間考査で50点を取ったとしましょう。
「俺はできる」というラベリングをしたAくんであれば、
【80点→80点→50点→・・・】という結果に対して、どんな気持ちになるでしょう?
はい、そうですね。きっと、Aくんは、
「悔しい。俺はこんなもんじゃない。」
という気持ちになるのでしょう。
一方、
「俺はできない」というラベリングをしたBくんであれば、
【50点→40点→50点→・・・】という結果に対して・・・
はい、そうです。きっとBくんは、
「お、上がった!よかった~」
という気持ちになるのでしょう。
さて、この両者の2学期期末考査に挑む気持ちは、
もっと言えば、
その気持ちに比例した結果はどうなるでしょうか?
・・・もう、わかってしまう気がしますね。
1学期中間考査が終わってほっと一息・・・という気持ちもわかります。
が、本当の勝負は、次の1学期期末考査!
その期末考査まで、残り1か月を切りました。
さあ、ともに走り抜けましょう!
※来週は、FLAPSルーキーズ(高校1年生)の中間考査の結果についての速報です!お楽しみに!
そう、1m=100cm・・・的な、アレです。
今まで身近にあったものを新しい視点で見てみる・・・。
たまらなくわくわくしました!
「文系じゃなかったっけ?」
と誘った友人には聞かれましたが、
今となっては、そんな「ラベル」は関係ありません。
(昔であれば、名前を聞いただけで遠慮していたかもしれませんが・・・。)
新しいものに触れるわくわく感。
新しいものを知ったあとの新しい自分。
やっぱり、行ってみてよかったです!
前置きが長くなりました。
こんにちは、学習塾FLAPS高校指導部の田所です。
さて、気が付けば6月に突入しましたね。
多くの高校では、中間考査も無事に終わり、
(2学期制の学校はこれからが勝負ですが・・・)
いよいよ、全科目の結果が出そろう頃です。
「やったーーーー!」
という気持ち。
「うーーーーん・・・。」
という気持ち。
どちらも大切です。
が!
大切なのは、
(ありきたりではありますが)
目の前の「結果」とその「気持ち」を
どう「未来」に活かしていくか、です。
この1学期の成績は、
今の学年でのあなたの立ち位置を決めます。
例えば、ここに、AくんとBくんがいたとしましょう。
彼らは、小・中・高と同じ学校の、仲の良い幼馴染です。
Aくんは、小さいころから続けているスポーツを高校でも続けています。
毎日毎日、部活漬け。
そんな中でも、勉強にも精を出し、
1学期中間考査では80点を取りました。
「よーしやってやるぞ!」と気合を入れたAくん。
1学期期末考査でも80点を取りました。
【Aくんの結果 80点→80点→・・・】
を見て、Aくんはどう思うでしょう?
「俺、結構できるじゃん!」
なんて、思うのではないでしょうか。
さて、一方のBくん。
高校に入ってから新しい友達もでき、広がっていく世界。
放課後は、校内外を問わず友人と出かけたり、アルバイトをしたり・・・。
今までとは違った生活。楽しい毎日。
そんな中で、臨んだ1学期中間考査。
「うーん、50点かぁ。」
平均点くらいの、なんだか素直に喜べない点数。
「もっとできたかもしれないけど・・・」
そんな思いをもちつつ、でも、どうしてよいかもわからずに、
気が付けば1か月後の1学期期末試験がやってきました。
「今回、なんかできた気がしない・・・。」
ぴらり、と答案用紙を開いてみると・・・
「40点・・・。」
さて、この時のBくんは、どんな気持ちでしょう。
「高校って難しいし、俺はこのくらいかなぁ。」
と、思ってしまうのではないでしょうか。
はい、仲良しAくん・Bくんのこの感情が
「ラベリング」
です。
人には、「一貫性の法則」というものがあります。
この「一貫性の法則」とは、
「一度決めたことをやり通そうとする法則」
のことをいうのですが、それは、
自分を「こういう人間だ」と決めつけてしまうと、
なかなかそこから変わりにくくなってしまう性質
とも言えます。
よく、「二度あることは三度ある。」と言いますが、
人は、たった1回では良い結果だろうと悪い結果だろうと、
「偶然かも」と思えるものです。
しかし、同じような結果が「2回」続いてしまうと、
それが良い意味であっても、悪い意味であっても、
「これは、偶然ではなく、必然だ」と捉えてしまうものなのです。
つまり・・・
一貫性「自分がどんな人間であるか」というラベル決めは
「2回目」こそが勝負。
この法則の効果を少しイメージしていただくために、
先ほどのAくん・Bくんに再度登場してもらいましょう。
例えば、どちらも2学期中間考査で50点を取ったとしましょう。
「俺はできる」というラベリングをしたAくんであれば、
【80点→80点→50点→・・・】という結果に対して、どんな気持ちになるでしょう?
はい、そうですね。きっと、Aくんは、
「悔しい。俺はこんなもんじゃない。」
という気持ちになるのでしょう。
一方、
「俺はできない」というラベリングをしたBくんであれば、
【50点→40点→50点→・・・】という結果に対して・・・
はい、そうです。きっとBくんは、
「お、上がった!よかった~」
という気持ちになるのでしょう。
さて、この両者の2学期期末考査に挑む気持ちは、
もっと言えば、
その気持ちに比例した結果はどうなるでしょうか?
・・・もう、わかってしまう気がしますね。
1学期中間考査が終わってほっと一息・・・という気持ちもわかります。
が、本当の勝負は、次の1学期期末考査!
その期末考査まで、残り1か月を切りました。
さあ、ともに走り抜けましょう!
※来週は、FLAPSルーキーズ(高校1年生)の中間考査の結果についての速報です!お楽しみに!