有終の美


いつもお世話になります。

 

学習塾FLAPSの杉山です。

 

 

 

なにかが始まれば、必ず終わりは訪れます。

 

例えば、受験をすれば、終わりは結果でしょうか。

 

 

しかし、終わりは全ての始まりなのだと改めて最近実感させられました。

 

 

プライベート的な報告になりますが、杉山の妹、国家公務員試験の結果がでました。

 

合格させていただいたようです。

ありがたいです。

 

 

実は、私、年末に実家に帰省した際に、勉強する妹の邪魔だと家を追い出されました。

 

というよりも出て行かざるを得ませんでした。

 

それほどまでに鬼気迫る雰囲気

一緒に住んでいたのは遥か10年前。

記憶に残っている妹は今の教え子達の年齢とほぼ同じです

 

当時の甘ったれた姿も大きく見違えたなと驚かされました。

10年前では勝負をする事は絶対にない、ブレない保守的な姿勢。

 

一転してよくもまぁここまで「自分」を懸けて勝負できるまで成長したなと嬉しく思いました。

 

また、親ともちょこちょこ電話で話をしていましたが、、、

親の気持ちというのは、私なんかが分かっているようで何も分かっちゃいない。

それは期待というものではなく、なんといいますか・・・

言葉にすることさえも、おこがましいのですが、

さながら、甲子園のラストイニングをスタンドでグッと見守るマネージャーのような心境。
だったように感じます。一緒に闘った戦友に近い感覚だったと感じます。

 

だからこそ、この結果。杉山家にとっての忘れることなど到底できない財産となりました。

この闘った日々のエピソードはいくらでも語れてしまうと思いますが、、、

 

いよいよ大学を卒業したので、

つまり、数日後には彼女は社会人としてスタートを切るわけです。

 

終わったかと思えば、もう始まる。

終わりがもたらしたものは新たな始まりでした。

 

 

 

では、なぜこの世に「有終の美」という言葉があるのでしょうか?

 

それは確かに終わりがあることも存在するから。

 

 

今回の学年末考査がまさにそう。

文系の進路を選んだ生徒達はついに

 

数学人生の卒業

 

人生最後の数学の考査でした。

 

「集大成」3文字を胸に掲げ最後まで闘ってくれました。

 

結果・・・・

 

 

72(自己ベスト!!!平均+20点!)

 

96(年間85over達成!!

 

90(自己ベスト!!!

 

92(自己ベスト!!!)

 

67(最上級クラスのクラス4位!!)

 

 

 

数学が苦手で選ばされる文系の道でなく、やりたいことから選んだ文系の道。

 

それをまさに証明してくれました。

 

やり続けたからこその結果。

 

それによって得られた結果以上の成長。

 

数学人生に

「有終の美」

というタイトルを添えて、彼ら彼女らは新たな旅立ちです。

 

 

終わったのなら、それは始まりなのです。

やりたいことから選んだ道は自分で選んだ道。

 

覚悟と武器を持たねばならない。

 

新たな課題はそれぞれにあります。

 

 

ただ、数学と向き合う姿を見ていたら分かります。

 

きっと大丈夫。

 

挑戦して、悩んで、乗り越えて、また悩んで、、、

新しい顔をまたいっぱい発見しましょう。FLAPSも共に闘います。




※有終の美を飾った教え子たちに限らず、今回の学年末考査・・・
ちょっとした成績BIG BANGが起こっています。
後日改めて教え子たちの頑張りを報告させていただくかもしれません。



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