「やりにくいこと」と向き合う


いつもお世話になります。


学習塾FLAPSの杉山です。



学年末考査お疲れ様でした。

それ以上に、この一年間本当にお疲れ様でした。


新高校2年生の生徒さんは、新生活から一年が経ちますね。
どの生徒さんを見ても、
・自ら考える力
・より具体的な将来を思い描くこと
・困難を乗り越える歩み
・自分を知る強さ    などなど
中三のアノ時期から考えると、随分と成長しましたね。


さぁ新生活に慣れたここからがあなたらしさです。
色濃く記憶に残る時期の多くは【高2】が多いように感じます。
それはまさに高校生活の代名詞
あなたのあらゆる【選択】と【経験】を楽しみにしています。



新高校3年生の生徒さんは、いわずもがなここからが正念場です。
受験期】の扉は開かれました。
ここの過ごし方・向き合い方こそあなたの5年後10年後の人格形成に大きく影響します。


改めて

「やりにくい事」と向き合う。

ということ程、シンプルで素晴らしい事はないんじゃないかなと感じます。


やりにくい事とは、苦手な科目や単元もそうでしょう。
また、例えば【志望校判定と理想にギャップがある】という事も挙げられます。

人間の性質で【防衛本能】があります。

まだ全然勝負の時ではないのに、前もって傷つく事を避けて志望校下げたり、
悲しいかな「無理だよ・・」と自分自身を下げたりしてしまいます。
無気力も一種の防衛本能です。
これは当然です。人間です。そういう脳に出来ています。
困難を目の前にして「現実」と「未来」のギャップを見続けるのは、
「やりにくい事」なのかもしれません。
ただ、「どう乗り越えるか」を考え続ける、
つまり「目標」を見続ける意志を保つ・闘志を燃やす事。
それが出来るのも人間なのです。


裏腹に実は【志望校判定が極めて順調】なときも【それ以上に必死に努力し続ける事】は一種のやりにくい事なのかもしれません。
人の性質上、「おごり」が生じます。意志がなければ油断も生じます。
気を付けていても脳がそうさせてしまいます。
ただし、意志で全くブレが起きない・少ない人間もいます。


「性質に影響を受けるのか、意志が勝るのか。」

両者の差はその場では一見さほど違いがないように感じたりもします。 
が、あなたの選択の連続によって形成される人格は、これからのあらゆる場面でのあなたに大きく影響します。


仕事もそう、友人関係もそう、恋愛もそう、部活もそう、夢もそう・・・

誰と何をするかこそ違えど、「感情・思考・行動」は全てあなた発信です。





杉山が幼いころに読み聞かされたあらゆる昔話や伝記にも書いてありました。

「性質や感情に溺れたきった末路が・・・」

「意志で打ち勝って得た成長や栄光が・・・」




だから勉強って大事なんです。

sinθ・cosθも大事です。が、ソコだけじゃない。

なぜ10代の最後まで勉強をするのか?特に受験を通じて猛勉強するのか?


「やりにくい事」とちゃんと向き合えるあなたに成るため
なんじゃないかなと思ったりします。



話が脱線しました。
今回は志望校に絞って例え話をさせて頂きました。
が、あらゆる事で共通して語れます。


やりにくい事が起きたときに
どう感情が揺れて、どう捉え、どう動くのか?


そして集大成で現実どう決断するのか?

(※この「決断」についてはまた別の【意味】があります。
時期が来ましたらお伝えしたいと思います。)


【志望校判定】でいうと、最後の最後まで究極、あなたがあなたを律するための道具です。
人生を左右するもの(決断)ではありません。




自身を律する。


「自律と自立」


いよいよ受験が終われば大人の仲間入りですね。

共に成長いたしましょう。

成長した先の「結果」は何物にも代えられないあなたの武器であり誇りです。
手に入れよう。



さぁ新学年

去年は頼もしくなっていく姿を見せてくれてありがとう。

今年もいっぱい成長していくぞ!!



※「考査の結果報告」「考査分析~伸びる思考と伸び悩む思考~」
などなどは追ってブログにアップしていきますのでお楽しみにしてみてください。





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