アウトプット変換能力
いつもお世話になります。
学習塾FLAPSの杉山です。
学習塾FLAPSの杉山です。
いよいよ中間考査ですね。
この時期になると毎回数件、耳にするセリフがあります。
「友達にこう教えたのですが合っていますか?」
「明日、放課後に友達に勉強教えてきます!!」
この一言を聞くと「こりゃ、いけるな」と、私も自信が確信に変わります。
勉強をやってきた自信や「テスト」への集中力も素晴らしい一因ですが、
今回は、それが「分かった」から「できる」へと昇華した点に注目します。
日頃の学校の授業において、生徒が行っているのは圧倒的にインプット。
つまりインプットで自己解釈をして、演習を通じて技術を身につけ成長していくのですが、
インプットには欠点があります。
それは「わかった」に留まってしまうこと。
また「わかったつもり」になりがちなこと。
いわゆるテストの時に陥りやすい
「なんか見た気がする・・・」
「これやった!!やったけど・・・」などの後悔。
これこそ「わかった」だけでテストに臨んでしまった証拠なのです。
「わかった」だけで「できる」事なんて僅かしかありません。
※例えば私が良い「タックル」について分かりやすく説明したところで、
すぐに「ハードタックル」はできませんね。おぼつかないタックルしかできません。
では「わかった」だけでテストに臨まないためには?
演習を行う。いわゆるテスト勉強です。
要はあなたの思考をペンを通じてアウトプットさせる。
そして確認する→修正する→確認する→慣れる→確認する→修正する→・・・・
で理解度を高めます。
同じ問題について
「意識して一個一個の手法は使える状態」なのか、
「九九並みに無意識下で解ける状態」なのかの境界線は広いです。
この差はテスト結果の差に大きく影響します。
※また以前の記事「整理する力」にも関わってきます。
今回冒頭にあった
「友達に勉強を教える」とは
「できる」のレベルが「人に伝えられる」まで成長した状態です。
それは極めて高い理解度であり、またペンでなく人に対してアウトプットできる機会は物凄く貴重です。
※実はFLAPS高校指導部ではインプットしたものをアウトプットしてもらえるような対話を大切にしています。
「生徒の解釈」と「本質」を一致させる作業をこっそり地道に行っています。
気にしてこなかった生徒さんも多いかと思いますが、
「なにするんだっけ?」→「なんで?」→「要は?」
と確認されたり、
解答が合っていても、
「なんでこうしたの??」→「いいね!!」
なにもこの杉山、意地悪で聞いていた訳ではないんですよ。
ずっとインプットしてきた「量」を、アウトプットする「質」に変換する機会。
テストが定期的に生徒さんにとって必要な理由の一つです。
将来sinθcosθは使わなかったとしても、それを今問われている理由は
「アウトプット変換能力」を向上させるためです。
つまり「わかった」→「できる」を訓練するため。
また今後「できる」→「創造」へのネクストステージで活躍するため。
数年後、みなさんは仕事を通じて
●教えられたマニュアルすらもこなせず人に頼りっ放しの存在でありたいですか?
●また教えられたマニュアルのままの仕事を、こなすだけで良いですか?
●それとも、あなたの努力や発想によって、新たな価値を産みだしていきたいですか?
「アウトプット変換能力」
勉強を通じて成長させましょう!!
またその努力の仕方、気になったら聞きにきてね。
あなたに合ったものを一緒に考え成長していきましょう!!
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【考査前~自習室開放のお知らせ~】
5月の木曜日は考査期間の為、自習室開放をいたします。
講師が控えておりますので、ぜひご利用ください!!
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