精神的自立
いつもお世話になっております。
学習塾FLAPSの杉山です。
この4月はFLAPSの卒業生たちが各校舎より町田に集結し体験授業をしております。
「かっこいい先輩いました!!」「部活どっちにしようかな~」
「高校の授業早くないっすか!?」
などなど日々の出来事をイキイキと話してくれる姿をみて、こちらまで嬉しく感じます。
実は各校舎の先生も「○○ちゃんどう??どう???」なんて凄く気にしていますよ!!
改めて、新しく迎えた今日をどう選択して生きるか。
これこそ全てなのではないかなと思います。
というのも話したことのある高2の生徒さんもいるかと思いますが、
まさに高校時代とは
大人と子供の狭間の期間
であります。
高校を卒業した頃には、いち早く社会に出て働く生徒さんもいらっしゃるでしょう。
また、世間的に、「大学生=もう大人」として扱われる生徒さんもいるでしょう。
つまり高校生になりたてのフレッシュな高1の生徒さんも、3年後はもう大人の仲間入りを果たしています。冷静に考えると驚きですね。
※高3の生徒諸君は残り1年を遂にきりましたね!!
今回はFLAPS高校指導部が大切にしているキーワードについてのブログです。
それは「精神的自立」の5文字。
ところで高校生活が始まり如何でしょうか?
いよいよ始まった高校生活。
最も多感な期間といわれています。
ぐっと一気に自分の周りにあった世界が広がり、どんどん新しい刺激が舞い込んでくるでしょう!
映画に感化されたり、音楽で心動いたり、時には友人関係で上手くいかなかったり、知らなかった感情に出会えたり、文化祭や部活でゼロから創り上げる喜びを感じたり!!
もちろん恋愛を思いっきりしたり!! etc…
嬉しい!悔しい!悲しい!楽しい!
あなたたちの心は今ここからグルングルン走り回ります。
だから良いんです。
「どうしようか?」の選ぶ機会が、どの年代よりも多いから。
では、なぜ選択の機会が多いことが素晴らしいのか?
これが「精神的自立」をする為に不可欠だからです。
精神的に自立した状態とは、その一つに
自分の中に矛盾を作らない習慣を持つ事が挙げられます。
逆に【言ってることとやってることが違う】、【思ってることに行動が伴っていない】
といった「矛盾がある習慣」には自分の軸がありません。
結果として、その時々で選択がブレます。
何かを選ぶときに常に迷い、状況ばかり見て自分は風の向くまま、悲しいかな時には選択権を放り投げてしまう。
具体的に言うと、問題を先送りにしてしまい後から困る、依存しないと選べない、最悪選ばなかった結果も突きつけられる。
実は「選択しない」という結論を選んだのに責任は発生するから理不尽を感じる。
それに耐えられないから責任転嫁をしてしまう。
「これは俺のせいじゃない・・・、私じゃない・・・」
もちろん一つの例えではあります。
しかも誰でもこういった瞬間が過る事は多々あります。
ただ、しっかり持っています。
嬉しいときの、ふとした気配り。
悔しいときの、プライドとの向き合い方。
悲しいときの、次の一歩の出し方。
楽しいときの、やらなくてはいけない約束。
などのあなたの選択権。
選ぶ機会が、選んで感じた経験を産み、
糧となり信念となり【自分】を創りそのあなたを成長させます。
やっと【義務教育】が終わりました。
今の日本のシステムに義務教育はあっても、社会に出た時に【義務勤労?】の期間は無いです。
要は卒業後いきなり自分次第の道。
想像してみましょう。
自分の道を歩いた結果、数年後の社会人1年目。
数年後のあなたが
「今年の目標は、自立する事です!!」
と声を大にして言う未来は如何でしょうか?
うーん。。。スタートしたのに、これじゃあ、これからスタートラインに立ちますよ宣言と同じですよね。
いうなれば初めて部活の試合に出る日に「目標は試合にでること!!」と言う事。
いや、言いませんね。それこそ矛盾です。どうプレイするかを考えますよね。
高校生ともなると同世代でも精神的に自立している同期・先輩。沢山いますよ。
多くの生徒が経済的自立はまだ数年先ですが、
精神的自立をするための準備はもうスタートしています。
とはいえあくまで私たちは学習塾
勉強を通じて成長していきましょう。
勉強を通じて知る初めての感情。
勉強と向き合うあなた。
以前もブログに書きましたが、
数学のsinθ・cosθも大事です。が、ソコだけじゃない。
なぜ10代の最後まで勉強をするのか?特に受験を通じて猛勉強するのか?
かっこいい大人になる為の、充実した高校生活を!!
FLAPS全講師、店舗を飛び越えて応援させて頂きます。