経験に勝るものなし
FLAPS高校指導部の杉山です。
前回ブログ記事の【ユメラボ『大学祭ツアー』レポート】、ご覧になりましたか?
FLAPSファンの皆様であれば、「FLAPS高校指導部も(小学生、中学生と同じように勉強を教えるだけではない)FLAPSブランドを継承しているんだねっ!」と微笑んで頂けたのではないでしょうか?
また、この【ユメラボ】については別の記事で熱弁したいと思いますので、
楽しみにしていて下さい。
楽しみにしていて下さい。
今回の記事は成績アップレポートです。
中間や期末の考査ごとに、可愛い教え子達がとびっきりの笑顔を見せてくれたり、
逆に悔しい顔にさせてしまったりと、
その頑張りを振り返った時、生徒の変化に気付かされることが多々あります。
逆に悔しい顔にさせてしまったりと、
その頑張りを振り返った時、生徒の変化に気付かされることが多々あります。
実は勉強を教えているはずの私達が、
生徒の背中や表情、成長から多くを教えてもらっている事も多いのだと思います。
生徒の背中や表情、成長から多くを教えてもらっている事も多いのだと思います。
いつだって人と人が出会い、知り合い、言葉を交わせば化学反応が起こります。
週に数回しか会えなかったとしても、そこに慣れることなく、
勉強を通じて得られる経験値の大きさを教え子達にも感じてもらえるよう
向き合っていきたいと思います。
勉強を通じて得られる経験値の大きさを教え子達にも感じてもらえるよう
向き合っていきたいと思います。
さあ、今回の考査結果、S君(高校2年生)の手に入れた経験とは?
【王座奪還】
今回の考査結果に何かタイトルを付けるならこの言葉をあげたいです。
●なぜ【王座奪還】なのか?
高校入学当初は「得意だった」理系科目…
高校入学当初は「得意だった」理系科目…
今年4月に産声をあげたFLAPS高校指導部。よって去年S君とFLAPSの関わりはゼロ。
一緒に勉強を始めたのは4月の駅前校のオープンからです。
(つまり高校1年生の頃は一人で闘う孤高の戦士だったのです。)
一緒に勉強を始めたのは4月の駅前校のオープンからです。
(つまり高校1年生の頃は一人で闘う孤高の戦士だったのです。)
彼の高校受験期を知る人に、『S君の得意科目は?』と聞けば、10人が10人とも
理系科目を挙げるでしょう。
理系科目を挙げるでしょう。
S君は理系科目を武器にして、高校受験を乗り越えた生徒さんでした。
●しかし現実をお伝えすると…
では得意な理系科目は高校に入ってから順風満帆にいったのか?
本人が一番分かっているでしょう、答えは「NO…」です。
もちろん学問的な難易度は、義務教育の頃と比較しても大きく上がります。
加えて高校の特徴として、同じレベルの生徒が集まってきます。
いわゆる、「絶対に勝てなかったアノ子もいなければ、絶対に負ける訳のないアノ子もいない」状況。
まさに努力によって、一位でも最下位でもとれてしまう。・・・それが高校です。
実はS君、高校入学当初の数学の点数は、
平均よりも大きく伸びた結果を叩きだしていました!
・・・しかし、徐々に点数は下がり、
フラップスに入塾する前の3月に面談した段階では、平均よりも下回ってしまっている状態でした。
・・・しかし、徐々に点数は下がり、
フラップスに入塾する前の3月に面談した段階では、平均よりも下回ってしまっている状態でした。
S君が内心、悔しくないわけがない。悔しすぎたでしょう。
自分を卑下してしまう瞬間だってあったと思います。
夜な夜な、「本当は勉強しなくてはいけないんだけど……嫌だ、逃げたい」と思ってしまいマンガや携帯、ゲームを手に取ってしまう事もあったでしょう。
「そんな自分が好きか」といわれたら、「大好き」とは言えなくなってしまう瞬間もあったでしょう。
ましてや、自分の得意だったはずのものが、通用しなくなる。
その苦しさは大なり小なり誰にでも必ず来るもので、成長に必要な条件ではあります。
が、感情として素直に「自分なら出来る、がんばろう」と思い続けられるほど、思春期の中高生の心は安定していません。
むしろ、乗り越えていくからこそ、自己が確立し少しずつ心が安定していくのだと思います。
●【王座奪還】の意味。
さあ、フラップスで共に勉強し始めてから半年たった今回の考査。
FLAPSで半年一緒に闘わせてくれてありがとう。
プライドを見せてくれてありがとう。
夏期講習も汗を一緒にかきながら頑張ったね。
通常授業でも、じっと問題と向き合ってくれたね。
先生のアドバイスを吸収しようとする目が違ったね。
むしろ、先生のアドバイスを聞いた後で「それは置いといて」と独自の解き方を探求し続けた時もあったね(良し悪しは別として)。
今回見事、数学のテストにてクラス1位の結果を叩きだしました。
百回「出来る」という話を聞いたとしても、一回の「出来た」体験に勝る事はありません。
それは勉強に限った話ではなく、あらゆる場面で言える事です。
そしてその「出来た」体験は、積み重なり繋がります。
そしてその「出来た」体験は、積み重なり繋がります。
勉強も「あの時だって自分出来たじゃん!」の未来に繋がります。
S君の今回のプライドの奪還は、未来に繋がったのです。
2015年、いよいよS君は受験の年。
ただ、大学受験のスタートのゴングをならすのは自分の自由。
いつでも鳴らせる。
最高の成功体験を積もう。第一志望合格の瞬間を手にしよう。
いつだってFLAPSは一緒に闘います。