3日間での急成長の要因は「限界突破」?フラップス高校生・夏合宿レポート~最終回~

フラップス高校指導部では、8/7~8/9で★夏合宿★を開催しています!
無事に2泊3日を終え、町田に到着しました。
なぜたった3日間で生徒たちが成長できたのか、その要因は「極限に立ち向かう」ことにありました。


フラップス恒例の夏合宿。

無事最終日の授業を終え、帰宅の途につくことができました。


ここまで応援してお子様を送り出してくださった保護者の皆様はもちろん、大変であろう3日間の合宿に参加すると決め、3日間走りぬいてくれた生徒の皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。


3日間の授業を終えた総括として、生徒たちには「総括シート」を記入してもらいました。

総括シートでは、

  1. 3日間での成長
  2. 3日間での反省
  3. 合宿に参加してよかったと思うこと
を、自分の言葉で書いていきます。


その生徒の言葉からは、私たち講師が感じた彼・彼女たちの成長の要因が詰まっていました。



大きな成長には「極限状態」も必要

スーパーボールを床に投げた時、軽い力で床に投げた場合思いっきり強い力で床に投げた場合とでは、どちらの方がより跳ね返るでしょうか?

もちろん、後者ですね。

つまり、大きな成長を遂げるには、「緩い力」ではなく「思い切りの力」が必要になります。

これを言い換えれば「極限状態」ということになります。



極限状態だから自分の限界を高められる

家では誘惑も多く、集中して勉強するがなかなか難しかったりします。

合宿という1日中講師と一緒で、勉強しなければならない環境だからこそ、
「家ではできないくらい長時間勉強できた」
「1日中勉強できることを知れてよかった」
「1日の勉強量が増えた」
といった声が聞かれました。


とはいえ、1日中勉強に集中できたかというと、そうではなかった時間もあるようです。
「眠くなってしまうこともあった」
「集中力が切れてしまうこともあった」
といった声も、ちらほら見えました。

もちろん、すぐに勉強体力がつくわけではありません。
苦手な科目は眠くなってしまったり、
ごはんの後や長時間の勉強の後は、疲れに負けてしまうこともあるでしょう。


大事なのはそれがわかった後です。

  • 疲れないためにはどうするか
  • 集中して勉強するにはどうしたらいいのか

こういったことを自ら考えて、試してみる。

長時間勉強することそのものは重要ではありません。
自分の合格に必要なことが何かを把握し、それを実行する能力が重要です。

こういった自己管理能力を高めることが、大学受験のひとつの目的と言えるでしょう。



なぜ勉強をするのか?それを通してどうなりたいのか?を考えよう

生徒たちの総括シートの中に
「今まで以上に問題に対して深く考えるようになった」
という言葉がありました。


「物事を深く考える」ということは、これから大人になっていく上で非常に大切な力です。


自分で考え実行した分しか、人は成長することはできません。
だからこそ、目の前にあること(今回でいえば「勉強」)を今一度深く考えてみることは、新たな視野に気づくきっかけとなります。


もっと言えば、勉強は人のためにするのではなく、自分のためにするものです。

  • なんのために勉強するのか
  • なんのために大学進学をしたいのか

これらの答えを自分で見つけることが、本当のモチベーション管理と言えます。

ぜひ今回、合宿に参加してくれた高校生たちには、本当のモチベーション管理ができるようになったほしいと思います。



まとめ:きっかけを生かすも殺すも自分次第

合宿というきっかけから、勉強面や精神面での成長を遂げてくれたと感じた3日間でした。

しかし重要なのは、合宿から帰った後に「どうするのか」です。

ぜひこのきっかけを通じて、一回り大人として成長してほしいなと思います!

明日からは、フラップス高校指導部にも通常通りの生活が戻ってきます。
高校生の生徒諸君!

新たな自分に出会うため、明日からも頑張っていきましょう!

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